型枠工事とは
型枠工事は鉄筋コンクリート製の建物を建てる際に使われる工事です。
ほとんどの鉄筋コンクリート造では、まず骨格部分となる型枠をを鉄骨や鉄筋を加工して、コンクリートを流し込んで造ります。
木造の一般家屋の場合でも、基礎部分に型枠工事は必要となります。
型枠工事は建物の基礎を作る大事な工程です。
型に歪みや凹凸があると建物全体に影響が出てしまいます。
非常に精密さを求められる作業なので、熟練の職人技が必要になります。
型枠が正確に頑丈に造られていないと、コンクリートを流し込んだときに、重みでずれたり隙間ができてしまうことも。
型枠工事は建築において失敗の許されない大切なプロセスです。
誤差±3mmの技術
3mmというのが建物の安全や出来栄えに影響の少ない最低限の許容範囲です。
機械ではなく、人間の手でこの誤差3mm以内に収める事が、型枠工事に置いて重要な施工技術です。
独創的なデザインや複雑な構造の建物や美しい外観の建物を支える大切な職人技です。